小高の「方言」大好き 研究家の小林さんが南相馬で特別授業

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方言学習を通して、古里小高への思いを強くした生徒たち

 日本語学会の会員で県内の方言を研究する小林初夫さん(福島市)は6日、南相馬市の小高中で特別授業「ふるさと小高のことばを学ぼう」を開いた。生徒が相双地方の方言学習を通して古里・小高への思いを強くした。

 授業は文化庁の「被災地における方言の活性化支援事業」を受託した福島大と小林さんの共同研究の一環として開かれ、全校生徒66人が受講した。

 生徒が家族らからの聞き取りなどで調べた「おど(赤ん坊)」「くものえず(クモの巣)」「すいしょ(風呂)」などの相双地方の方言を発表。引き続き同市小高区から東京都内に避難している白川ケイ子さんが方言で小高の民話「大悲山大蛇物語」を読み聞かせた。

 生徒たちは授業を通して、あらためて方言がその土地の風土や生活に根差していることを学んだ。