「スナック」見直そう 会津若松、繁華街の活性化へ意見交換

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
スナックからの地方創生に意見を交わす(右から)増田さん、谷口さん、正野部会長

 スナックの現状や役割を見直し、地域活性化につなげる「スナックからの地方創生」は7日、会津若松市のルネッサンス中の島で開かれ、都市再生に向けた講演や意見交換が行われた。

 会津若松商工会議所観光・旅客運送部会(正野定見部会長)の主催。景気が低迷する中、「夜の社交場」でもあるスナックの元気を引き出し、夜の繁華街が活性化につなげようと、初めて開かれた。スナック経営者も含め約40人が参加した。

 首都大学東京教授でスナック研究会代表の谷口功一さんが、スナックの歴史的な経緯や同研究会が収集した全国のデータを紹介。

 谷口さんによると、2015(平成27)年に10万店以上あったスナックは6万店台に減少。谷口さんは「人がスナックにお金を払う背景には、人が深く関わり『絆』という対価が生じているので、スナックは簡単には消滅しない」と分析し「スナックは地域コミュニティーへのドアで世界に誇る文明論的にもまれな存在だ」と語った。

 谷口さん、正野部会長に県社交飲食業生活衛生同業組合会津支部レディース部会の増田美起子さん(スナックみき)を加えた意見交換も行われ、増田さんの「(繁華街が)静かで厳しい」という意見に対し、谷口さんは「店舗を紹介する冊子などを活用し、お客さんの安心感を高めるといいのでは」とアドバイスした。