会津美里・天国茶屋に優秀賞 食の専門誌「料理王国100選」

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優秀賞の認定証を手にする遠藤代表

 プロの料理人や料理研究家から支持を集める食の専門誌「料理王国」主催の「料理王国100選 2018」で、天然マツタケにこだわり季節料理の提供や販売を行っている会津美里町の天国(あまくに)茶屋(遠藤浩治代表)が優秀賞に選ばれた。

 料理王国100選は、有名レストランのシェフやパティシエ、料理研究家、大手バイヤーなどが品評委員を務め、注目すべき「食の逸品」を厳選する料理界注目のコンクール。

 天国茶屋は、創業以来50年にわたり国内産の天然マツタケを扱っており、原発事故による出荷制限のため、原発事故後は他県産品に切り替えて営業している。遠藤代表は「本県の郷土食の文化が途絶えてしまう」と危機感を抱き、自身の力を試そうと初めてエントリーした。国内産の天然キノコ類では初の優秀賞に輝いた。

 品評委員からは「コメントが必要ないくらいパーフェクト」「香りがしっかり感じられ、うま味も良い」などの評価が寄せられた。

 遠藤代表は「風評と闘う日々が続く中、大きな励みになる。産地とのつながりや人脈も生かし、素材本来の味を最大限に引き出せるようさらに精進する」と話している。