幸楽苑が京都工場売却へ リンガーハットに、経営資源を効率化

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 ラーメンチェーン店を展開する幸楽苑ホールディングス(郡山市)が15日、取締役会を開き、京都府京田辺市の京都工場を長崎ちゃんぽん店などを展開するリンガーハット(長崎市)に売却することを決めた。収益性の向上が目的。幸楽苑は西日本を中心に本年度中にラーメン店52店舗を撤退する方針を示しており、自社工場の売却により経営資源の効率化を図り、体質改善を急ぐ。

 売却額は23億6000万円。京都工場は300~350店舗に供給できる生産能力があったが、現在は約100店舗にとどまっていた。西日本を中心に店舗を閉店するのに伴い、自社工場の生産体制見直しを進めていた。

 物件の引き渡しは2018(平成30)年3月。譲渡益5億1600万円は、同年3月期の連結決算に固定資産売却益として特別利益に計上する予定。

 京都工場の売却に伴い、幸楽苑が保有する工場は郡山工場、神奈川県小田原市の小田原工場の2カ所となる。正社員は郡山、小田原の両工場で雇用する方針。