「立春朝搾り」仕込み開始 福島・磐梯、榮川酒造で洗米作業

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美山錦の洗米作業に取り組む宮森取締役(中央)ら

 2月4日の「立春」の早朝に搾って瓶詰めし、その日のうちに客に届ける純米吟醸生原酒「立春朝搾り」の酒造りが20日、磐梯町の榮川酒造で始まり、関係者が仕込みの第一歩となる洗米作業に取り組んだ。

 立春朝搾りは、全国の酒蔵や酒販店でつくる日本名門酒会が春の始まりを新酒で祝い、邪気をはらおうと毎年実施している。

 本県では同会福島支部と榮川酒造が共同企画として、田植えや酒米の収穫から取り組んでいる。今回で15回目。

 同支部の加盟店や同社社員が作業を進め、塚田洋一杜氏(とうじ)らの指導を受け、55%に精米した酒米「美山錦」を「半切り」と呼ばれるおけに浸し、ストップウオッチで時間を計測しながら洗米した。

 作業に参加した宮森優治取締役は「夏場の天候不順にもかかわらず、皆さんの努力でいい酒米ができた。心を込めて仕込みに励みたい」と話した。

 今回は立春朝搾り(720ミリリットル入り)を1万7500本生産する予定。価格は1本1500円(税別)で、加盟店で予約を受け付けている。

 問い合わせは日本名門酒会福島支部事務局(電話024・959・6615)へ。