大雪でスリップ事故続発 福島県内、東北中央道初の通行止め

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凍結した橋の上を走行する車=27日午後5時ごろ、福島市・信夫橋

 福島県内は27日、オホーツク海に停滞した低気圧の影響で強い冬型の気圧配置となり、会津を中心に雪が降った。同日午後9時までの24時間降雪量は檜枝岐村で88センチ、只見町で51センチを記録したほか、白河市でも13センチを観測。高速道路ではスリップに伴う事故が相次ぎ、東北中央道の福島大笹生―米沢北インターチェンジ(IC)間が11月の開通後、初の通行止めとなった。福島市では凍結した路面を慎重に走る車の姿が目立った。

 東北中央道福島大笹生―米沢中央IC間では同日午後4時20分ごろ、上り線で小型トラックのスリップ事故が発生。上下線が約1時間15分にわたり通行止めとなった。磐越道の会津坂下―西会津IC間下り線では午後5時ごろ、乗用車がスリップして簡易の中央分離帯を越える事故が起き、上下線が午後7時35分まで通行止めになった。

 新幹線にも遅れが生じた。JR東北新幹線は降雪の影響で岩手県内のポイントが切り替わらなくなり、上り5本が最大約50分遅れ約1600人に影響。山形新幹線は雪の影響で上下線2本が運休、21本が最大約1時間20分遅れ約5200人に影響した。奥羽線庭坂―米沢間は運転を終日見合わせた。JR東日本は28日も同庭坂―米沢間上下線で普通列車の運転を取りやめる。

 福島地方気象台によると、強い冬型の気圧配置は28日昼ごろまで続き、県内では同日夕方にかけて会津を中心に大雪となる所がある見通し。同日午後9時までに予想される24時間降雪量は多いところで会津が20~50センチ。同気象台は大雪による交通障害やなだれに注意を呼び掛けている。