バケツで勢いよく『水掛け』 新婚の家で酒酌み交わしまつりへ

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威勢よく水を掛け合う参加者=1日、三春町

 三春町西方地区に伝わる奇祭「西方水かけまつり」は1日、同町の三春ダム(さくら湖)近くで行われた。地域の若者たちが田んぼで思い切り水を掛け合い、五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災などを祈願した。

 婚姻の儀式も兼ねて400年近く行われている伝統風習で、町無形民俗文化財に指定されている。新婚夫妻の家で酒を酌み交わし、まつりに臨むのが慣例。

 今回は地区に結婚した人がいなかったため、西方公民館で祝席を設けた。数え年35歳以下の長男ら5人が参加。酒を飲んで体を温めた後、近くの大滝根川で身を清め、塩釜神社を参拝した。

 田んぼに入った参加者はバケツで勢いよく水を掛け合い、訪れた人たちから歓声が上がった。