農業後継者不足の解消図る 国見町が「ビジネス訓練所」開所へ

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 国見町は新年度、農業の担い手を育成する「くにみ農業ビジネス訓練所」(仮称)を開所する。新規就農希望者などを対象とした長短期の研修のほか、小、中学生を対象とした農作業の体験事業を実施する方針。町内外から研修生を募り、後継者不足の解消を図る。

 訓練所は、道の駅国見あつかしの郷の東側に建設中で、町は4~5月の開所を目指している。約5000平方メートルの土地に露地栽培用農地や栽培用ハウス、研修棟などを設ける。

 長期研修の期間は1~2年で、町職員や外部講師が指導者となり、野菜の生産から販売まで、実習を中心に年間1200時間程度指導する。収穫した野菜は道の駅で販売する予定。

 研修生はIターンやJターンでの就農希望者を想定。特に年齢の上限などは設けず、初年度は3人程度を受け入れる。国の事業を活用し、研修生には給付金を支給する方針だ。

 短期研修は各種講座を年間16回程度ずつ開く。農作業体験では小、中学生に種まきから収穫まで一連の流れを体験してもらう。
 町は「農業の後継者が減少している。国見で農業をしたいという人を募り、担い手を育てたい」と話す。