新婚の花婿に冷た~ぃ『祝福』 いわき・沼ノ内で奇祭・水祝儀

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冷水を浴びせられる永山さん(左から2人目)ら=8日午後、いわき市平沼ノ内

 新婚の花婿に冷水を浴びせて家内安全や無病息災を祈願する奇祭「水祝儀」は8日、いわき市平沼ノ内の愛宕神社地蔵尊堂で行われた。

 別名「水かけまつり」と呼ばれ、沼ノ内地区の新婚男性が浴衣姿でしめ縄に囲まれた砂場に立ち、「桶(おけ)取り」と呼ばれる未婚の男性から水を掛けられる。約400年前から伝わり、市無形民俗文化財に指定されている。

 今年は会社員の永山博明さん(38)ら2人が参加。新婚者を激励する掛け声の中、桶取り役の沼ノ内青年会が花婿に脚、腰、頭の順で冷水を浴びせた。来月出産予定の妻寿江さん(35)が見守る中で手荒い激励を受けた永山さんは「身を清めて気を引き締めることができた。元気な子どもに生まれてきてほしい」と話した。