会津工高で「ろくろ技能検定試験」 福島県独自、5人が挑戦

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指先に神経を集中させ、技能検定に臨む生徒

 会津若松市の会津工高で9日、「ろくろ技能検定試験」が始まった。セラミック化学科の1、2年生計5人が学科試験と実技試験に挑戦しており、11日には仕上げの実技試験が行われる。

 試験は県産業教育振興会、会津本郷焼事業協同組合、県高校教育研究会工業部会の主催。伝統技能の継承や普及を目的に、本県独自に行われている。

 昨年12月下旬から約10回の講習が行われ、9日は調合計算や製造工程、陶磁史などに関する学科試験の後、実技試験が始まった。

 直径12センチ、深さ6センチの茶わん5個をろくろ成形で制限時間内に製作する課題で、酔月窯(会津美里町)の西田理人さんらが試験委員となり、道具を正しく使っているか、芯が正しく取れているか、寸法が正しいかなどを審査した。

 試験に臨んだ生徒は指先に神経を集中させて製作に取り組み、9日は成形までを行った。

 合格発表は今月下旬の予定で、合格者には主催団体長名の「ろくろ技能検定合格証書」が贈られる。