3月から南相馬で「定額タクシー」運行 登録制で3~4割引き運賃

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 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故による交通情勢の変化に伴う市民の日常生活の足を確保するため、南相馬市は3月1日、原町区と鹿島区で一定額の料金で利用できる「定額タクシー」を始める。自宅と中心市街地の公共施設や商業施設、医療機関を通常の3~4割引きの運賃で利用でき、住民の利便性向上を目指す。

 利用は事前登録制で、「登録カード」の発行が必要。中心市街地から自宅までの距離に応じて地区ごとにタクシー料金を600円から1800円まで5種類に設定。例えば600円に設定された地区に住む人は、区内であれば目的地まで片道600円で利用できる。

 主な目的地は市役所や区役所、保健センター、駅、医療機関、スーパーマーケットなど。このほか、クリニックや商店など利用者ごとに希望の目的地1カ所を設定することができる。

 運行は平日の午前7時~午後7時。運行事業者は原町区が昭和タクシーとのぞみケアタクシー、平和タクシー、鹿島区が北郷タクシー。通常のタクシーと同様に利用できる。市はさらなる割安利用ができる「相乗り」を推奨している。

 問い合わせは市復興企画部へ。