県立高新入試・前期選抜3月4~6日 20年度から1、2期統合

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 県教委が2020年度から導入を目指す県立高校の新しい入試制度を巡り、有識者でつくる県立中学・高校入学者選抜事務調整会議が11日、前期選抜、後期選抜の試験と合格発表を20年3月4~25日の22日間に実施する日程を明記した最終報告書を県教委に提出した。受験生全員に学力検査を課し、入試の全日程を卒業前後の短期間に集中させることが柱で学習意欲の維持と学力向上につなげる。

 新制度は現在の中学1年生の受験から適用される見通し。県教委は報告書を踏まえ、本年度中に基本方針を決める。

 現行制度の1期(自己推薦)と2期(学力検査)を一本化した「前期選抜」と、地元中学からの連携枠を設ける「連携型選抜」を4~6日の3日間で実施、いずれも初日に学力検査を行う。前期選抜は現行の1期選抜を継承する「特色選抜」と学力重視の「一般選抜」に分け、両方を受験する場合は同一校に限る。これまでのように1期と2期で別の高校を受験できなくなる。学科の変更は可能だ。

 特色選抜の募集定員枠は5~50%、連携型選抜は、地元中学からの募集枠を定員の30%以上とする。

 前期選抜を集約して実施するため、インフルエンザなどで試験を受けられなかった受験生に対する「追検査」を新たに設ける。募集定員に満たない高校では、現行の3期選抜に当たる後期選抜を実施する。