フランスで「会津漆器」PR 意見交換、蒔絵実演で技術も紹介

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会津漆器の魅力を紹介した海外プロモーション事業=昨年12月、フランス

 会津の伝統工芸品「会津漆器」の魅力発信に向け、会津若松市や会津漆器協同組合などでつくる「漆香るプロジェクト実行委員会」は、フランスで海外プロモーション事業を実施した。会津漆器の紹介や蒔絵(まきえ)の実演、関係者との意見交換などを繰り広げ、フランスで高い評価を得た。

 事業は昨年12月、フランス・アルザス地方のコルマール市で行った。同地方には日本学研究施設や日本への協力機関があり、同市には日系企業が立地するなど日本文化に興味を持つ人が多い。日本の工芸品などを扱う販売店「Konjaku」(今昔)もあり、会津漆器も販売している。

 蒔絵の実演では、会津漆器の蒔絵師が講師となり、現地の人々に技術を紹介していた。意見交換では、Konjakuのオーナーであるファビアン・オスモンさん、日本学研究施設関係者から「会津漆器や会津観光は魅力的だ」「言語の壁があって、もったいない」などといった声が出た。

 日本と取引するファビアンさんは言葉の壁に不便さを感じており「国際的な取引には最低限、英語が欠かせない」とした。日本学研究施設関係者は「英語などが話せる人材がいれば問題ない」と対応策を示し、「英語などで会津の魅力を世界に発信する人をつくってはどうか」と提案した。