7年ぶり町内で出初め式 富岡町消防団、安全確保へ結束確認

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7年ぶりの出初め式で宮本町長(左)らの通常点検を受ける団員

 富岡町消防団は14日、同町のさくらモールとみおか駐車場で出初め式を行い、団員が復興へと歩みだした郷土を守り抜くため結束の強さを確かめ合った。町内での出初め式は7年ぶり。

 団員約80人が参加。宮本皓一町長が安心して帰還できる環境づくりを目指し、協力を呼び掛けた。団員は宮本町長らによる通常点検を受け、引き締まった表情で分列行進を繰り広げた。

 猪狩富行団長は「古里を追われ、困難な状況が続いている」と団員をねぎらった上で「復旧・復興が加速し、町内居住者が少しずつ増えてきた。見守りの際にはできる限り住民に声を掛けてほしい」と求めた。

 原発事故による避難指示が昨年4月に帰還困難区域を除いて解除されたが、ほとんどの団員は避難生活を続けており、町内と避難先を行き来しながら、帰還した住民の見守りや夜警、訓練に取り組んでいる。