浪江に「木材加工施設」新たに整備 林業再生へ福島県産材活用

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 東京電力福島第1原発事故による避難指示が昨年春に一部を除き解除された浪江町に、木材加工流通施設を新たに整備する方向で関係機関が最終調整に入った。吉野正芳復興相(衆院福島5区)が15日、福島民友新聞社の取材に対し「新年度予算を活用して浪江に工場を造る」と明らかにした。

 復興庁によると、整備するのは県産材などの木材を接着成型して柱や梁(はり)などを製造する施設。吉野氏は「(集成材の一つの)エンジニアウッドという新しいものを作っていく。時代に乗り遅れてはいけない」と述べた。

 施設は、国の福島再生加速化交付金を活用し、浪江町が整備する方向で調整が進められているとしている。

 県産材の活用で本県の林業再生を図るとともに、雇用を創出し、原発事故からの復興を後押しする。

 また吉野氏は、県産材を安く安定的に供給するため、双葉郡内の林道整備を促進する考えも示した。