高値水準続く「和牛」 全農・初せり、初日平均は80万1589円

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県家畜市場で始まった和牛初せり。依然高値が続いている

 全農県本部の和牛初せりが16日、本宮市の県家畜市場で始まった。初日の平均価格は80万1589円で、初セリとしては過去最高だった昨年に比べ6万円ほど低かったが、震災、原発事故以降の高値傾向が続いた。初日は363頭の取引が成立し、最高額は134万5680円。平均価格の内訳は、雌牛が74万7430円(前月比3万6766円安)、去勢牛が84万1948円(同2万5686円安)だった。

 全農県本部によると、高値要因について、繁殖農家の減少などに伴い全国的に子牛が不足していることが挙げられるという。繁殖農家にとって歓迎すべき傾向だが、子牛を買って肉牛に育てる肥育農家にとっては仕入れ費用の増大が負担となっている。

 県本部の担当者は「昨年末をピークに落ち着いてきた印象もある」と分析、今後の動向を注視している。初せりは17日も行われる。