2人目殺害容疑で再逮捕 39歳男、一転否認...下郷遺棄事件

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 下郷町で男性2人の遺体が見つかった事件で、福島北署捜査本部は17日、2番目に見つかった遺体の男性を殺害したとして、殺人の疑いで国見町、無職星久宏容疑者(39)=殺人などの罪で起訴=を再逮捕した。殺人容疑で2回目の逮捕。捜査本部によると、星容疑者は遺体の男性の殺害を一時認めていたが、再逮捕後は容疑を否認しているという。

 殺害されたとみられるのは福島市出身の住所・職業不詳、男性=当時(37)。再逮捕容疑は、2007(平成19)年8月ごろ、福島市北中央のアパートで、男性の胸を多数回、殴るなどして殺害した疑い。捜査本部によると、男性の遺体には胸など数カ所に骨折した痕があった。胸部への殴打が死因につながったとみられる。

 星容疑者と男性は06年2月から、派遣会社を通して製造業事業所で一緒に働いていた。星容疑者は男性に金銭を複数回要求して現金を受け取っていたとみられる。捜査本部は、金銭トラブルから殺害に及んだ可能性があるとみて調べている。

 星容疑者が男性を殺害したとみられるのは、最初に見つかった遺体を一緒に埋めたとして死体遺棄の罪で起訴された、弟で大工の被告(36)が勤務していた会社の借り上げアパート。星容疑者と男性は頻繁にアパートを訪れていたという。星容疑者は弟に「男性が死んだ」と連絡、兄弟で下郷町まで遺体を運び遺棄したとみられる。

 星容疑者は一昨年6月、宇都宮市のアパートで二本松市出身の住所・職業不詳の男性=当時(42)=の喉を数回殴って窒息させ殺害したとして殺人容疑で逮捕、起訴されている。