福島・石田さん、大玉・緑川さん 医療功労賞の福島県受賞者

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 地域医療や保健福祉に長年尽力した人たちに贈られる第46回医療功労賞の受賞者が決まった。福島県では、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後に母子の放射線不安や育児不安の軽減に努めた福島市の石田登喜子さん(66)=県助産師会専務理事=と、障害児や未発達児、小児難病患者のリハビリテーションに力を注いだ大玉村の緑川正人さん(71)=公立藤田総合病院臨時理学療法士=の2人が受賞した。31日に福島市で表彰式が行われる。

 石田さんは2011(平成23)年、会津若松市で会津助産師の家「おひさま」(現猪苗代町)の開所に尽力。助産師として原発事故で避難した母子の不安軽減に当たった。震災を機に構築した母子支援活動の充実に、現在も取り組む。

 緑川さんは理学療法士として1977~2010年、県総合療育センターで障害児などのリハビリに注力、多くの小児患者の治療に携わった。地域へ活動範囲を広げ、小児リハビリ施設のない地域で小児療育活動に貢献している。

 医療功労賞は、困難な環境の下で地域住民のために働く医師や医療スタッフを表彰している。読売新聞社の主催、福島民友新聞社の共催、厚生労働省、日本テレビ放送網の後援、損保ジャパン日本興亜の協賛。