「大わらじ」製作開始 信夫三山暁まいりへ、福島で2月10、11日

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大わらじ作りの安全や祭りの成功などを祈った起工式=18日午前、福島市御山

 福島県福島市の信夫山で2月10、11の両日に開催される「信夫三山暁まいり」で奉納する大わらじの起工式が18日、同市御山の作業所で行われた。関係者約30人が作業の安全と祭りの成功を祈念した。

 江戸時代から300年以上の伝統を誇る暁まいりは、信夫山に鎮座する羽黒神社の仁王像に合わせて大わらじを作り奉納していたのが由来。その後、伊勢参拝など長旅に出掛ける人々が健脚や旅の安全などを祈ってわらじを奉納するようになり、現在は五穀豊穣(ほうじょう)、家内安全、身体強健を願い毎年大わらじが作られている。祭りでは、白装束の若者らが大わらじを担ぎ、市内を約10キロ練り歩いた後、羽黒神社に奉納する。

 大わらじを製作する御山敬神会の長谷部忠治さん(80)は「今回から台を改良して少し軽くなる。皆さんにきれいと言っていただけるような大わらじを仕上げたい」と話した。作業は7人が交代で行い、約2週間後に完成する予定。