「なりすまし」男2人逮捕 福島署、埼玉の事件で計5人目

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 福島署は18日午前、埼玉県上尾市の50代女性から現金約1260万円をだまし取った詐欺の疑いで東京都、職業不詳、容疑者男(47)、詐欺ほう助の疑いで東京都、職業不詳、容疑者男(39)を逮捕した。両容疑者は容疑を否認しているという。この「なりすまし詐欺」事件での逮捕者は計5人に上った。

 47歳容疑者の逮捕容疑は、いずれも東京都の無職の被告男(26)、被告男(35)=いずれも詐欺罪で公判中=らと共謀し、警察官などになりすまして昨年7月、この女性宅に「あなたの口座が不正利用されている。現金を金融庁の者に渡してほしい」と電話し、現金をだまし取った疑い。39歳容疑者の逮捕容疑は、35歳被告を詐欺グループに引き込んだ疑い。

 同事件では東京都、被告男(30)=詐欺罪で公判中=も逮捕されており、同署によると、5人はいずれも同じ詐欺グループとみられる。47歳容疑者は詐欺グループの中枢に近い「指示役」とみられ、26歳被告、35歳被告らに現金の受け渡し場所や時間を指示、だまし取った現金の一部を報酬として両被告らに渡していたという。

 26歳被告と35歳被告は、福島市の男性から約2000万円をだまし取ろうとした詐欺未遂容疑で昨年8月上旬に逮捕された。同署は、47歳容疑者と39歳容疑者がこの詐欺未遂事件も含め、他の複数の詐欺事件にも関係しているとみている。同署は県警捜査2課と合同捜査した。