良い包装デザイン解説 福島でセミナー、県産品ブランド力向上へ

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「パッケージは人の生活とともにある」と語る加藤氏

 パッケージ(包装)を改善して福島県産品のブランド力向上を図る県農林水産部内のパッケージング研究会は19日、福島市で公開セミナーを開いた。クリエーティブディレクターで日本パッケージデザイン協会の加藤芳夫理事長が「良いパッケージデザインはブランドになる」と題して講演した。

 加藤氏は「『包』という漢字は、生き生きした赤ちゃんを抱く母親を表している。つまり外見も生き生きしていなければならない」などと、パッケージデザインの根底にある考え方を述べた。

 サントリー食品インターナショナルのシニアスペシャリストを務める加藤氏は「ボス」「なっちゃん」「伊右衛門」など、自ら手掛けた飲料商品のデザインを解説。「パッケージを企画する自らも生活者である視点が大切。チームで議論して、さまざまな人が共感できるアイデアがヒット商品の種になる」と語った。

 伊達水蜜園(伊達市)の佐藤佑樹代表は「県産農産物のパッケージデザインについて―シェアフルーツを事例に」と題して本年度のグッドデザイン賞を受賞したパッケージを紹介した。

 県内の生産者や加工業者らが参加した。