淡水化装置から「汚染水」漏れ 福島第1原発、外部流出はなし

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 東京電力は19日、福島第1原発の淡水化装置から汚染水が漏れたと発表した。漏えい量は推定約150リットル。汚染水は設備を囲む堰(せき)内にとどまり、外部への漏えいはないとしている。

 東電によると、19日午前8時30分ごろ、警報が出て判明した。汚染水から塩分を取り除く淡水化装置の洗浄用タンクから汚染水があふれているのを社員が確認。約20分後に装置を停止し、漏れが止まっているのを確認した。

 通常は閉まっている弁が開いていたことで、水が逆流し、タンクから汚染水があふれ出たとみられる。東電は人為ミスが原因とみて、調べている。

 汚染水の放射性物質濃度は、放射性セシウムが1リットル当たり3020ベクレル、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質濃度は同3万1000ベクレルだった。