教員多忙解消へ「新役職」 副校長や主幹教諭配置し体制強化へ

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 県教委は新年度から、学校の組織体制を強化し、教員の多忙化を解消するため、県内の公立学校と特別支援学校に「副校長」「主幹教諭」を配置する。19日に開いた定例会で、設置に伴う規則の改正を了承した。

 副校長は、校長の補佐や学校運営の取りまとめを行う教頭の役割に加えて、校長の決裁権を持たせることで、取りまとめた校務の一部を処理できるようにする。学校運営に関わるさまざまな校務を副校長の権限で処理でき、効率的な学校運営につなげる。特定の条件を満たした高校と、現行で2人の教頭を置く小、中学校の大規模校に配置する予定で、教頭からの昇任試験で任命する方針だ。

 主幹教諭は教職員の意見の取りまとめや指導支援を行う主任(教務主任など)の役割に加え、管理職の学校運営をサポートして校務の進行管理や教職員の指導助言に当たる。管理職と教職員のつなぎ役として、学校運営の活性化や人材育成も図る。一定の学級数を有する小、中学校の大規模校などに配置する考え。

 国の学校教育法の改正で2008(平成20)年から、校長を補佐して一部権限を持つ副校長、校務を取りまとめる主幹教諭などが設置できるようになり、県教委は前年度から導入の検討を進めてきた。