福島県内全域で「大雪」 立ち往生する車も...交通乱れに警戒

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雪で渋滞する国道4号=22日午後7時、福島市

 日本の南の急速に発達する低気圧の影響で、22日の県内は中通りと浜通りで午後から湿った雪が降り始め、23日明け方にかけて大雪になる見通しだ。福島地方気象台は大雪や吹雪による交通障害、ビニールハウスの倒壊、屋根からの落雪など、大雪や暴風雪への警戒を呼び掛けている。

 同気象台によると23日午後6時までに予想される24時間降雪量は、多い所で中通りと浜通り、会津共に平地30センチ、山沿い40センチ。その後も会津を中心に降雪量は多くなり、24日午後6時までに予想される24時間降雪量は中通りと浜通り20~40センチ、会津60~80センチの見込み。強い冬型の気圧配置は27日ごろにかけて続くという。

 JR東北新幹線では走行中にパンタグラフが架線から離れる不具合が相次ぎ、計約1万640人に影響があった。東北線、常磐線にも一時遅れが生じた。同社は23日の始発から新幹線、在来線の全列車で運行を予定しているが、積雪次第で運休や遅れが出るという。

 空の便も乱れた。福島空港大阪線は、伊丹発福島行きの全日空1697便が欠航。折り返し便となる23日午前8時5分福島発伊丹行きが欠航する。

 高速道路は事故が目立った。県警高速隊によると、二本松―福島西インターチェンジ(IC)間下り線で午後5時30分ごろ、乗用車など3台が絡む事故が起き、同区間が通行止めとなった。本宮―二本松IC間下り線も事故処理で約30分間、通行止めになった。

 郡山市―須賀川市の国道4号では雪のため立ち往生する車が相次いだ。国土交通省郡山国道事務所が車を移動させるなどの措置に追われた。同事務所によると、雪道対策をとっていない車のトラブルが目立ったという。路上でチェーンを装着するトラックもあった。