南相馬・小高で「オモナガコミズムシ」採集 東北初の水生昆虫

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南相馬市小高区で見つかったオモナガコミズムシ

 南相馬市小高区の沿岸部で、県内で初記録となる水生昆虫「オモナガコミズムシ」が昨年、採集されていたことが25日までに分かった。東北地方でも初記録となる。

 南相馬市博物館が主催し、県内の自然史関係の研究者を集めて行っている調査で見つかった。場所は東日本大震災の津波浸水エリアだが、高台になっており津波被害は受けていない。

 採集した一人で福島虫の会の三田村敏正さん(伊達市)によると、オモナガコミズムシは、西日本を中心に生息し、海岸近くにいることが多いという。

 同博物館の稲葉修学芸員は、オモナガコミズムシが見つかった高台の湧き水は「津波から逃れた箱船のような場所なので、保全できるよう見守っていきたい」と話している。