大きくなって戻ってね サケ稚魚放流会、福島の荒川

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サケの稚魚を荒川に放つ参加者ら

 福島市のふるさとの川・荒川づくり協議会(斎藤忠雄会長)は24日、同市仁井田の荒川、須川合流部河川敷でサケ稚魚放流会を開いた。

 参加者は、成長して大きなサケとなって戻ってくることを願いながら、稚魚を丁寧に川へ放った。

 放流したのは、ふ化から3カ月ほどして、約6センチに成長した稚魚約3千匹。同市宮代の阿武隈川漁業協同組合が育てた。

 放たれた稚魚は、荒川から阿武隈川に入り、約77キロ下って太平洋に出る。外洋を回遊して、再び荒川に帰ってくるのは4年後だという。

 遡上(そじょう)するサケを見たという同市の男児(6)は、母親(37)と参加。冷たい水に手を浸して1匹ずつバケツからすくい上げ川に放し、元気に泳ぐ姿を見送った。母親は「サケが戻ってくることは知っていたが、放流しているとまでは知らなかった。良い体験ができた」と笑顔を見せた。