早大、福島・広野の研究拠点で初学会 復興への取り組み提案 

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震災から7年を迎える福島県の未来を考えた学会

 早大が広野町に構えた研究拠点「ふくしま広野未来創造リサーチセンター」は28日、事務所を置いている同町の二ツ沼総合公園パークギャラリーで「ふくしま学(楽)会」を初めて開いた。

 震災と原発事故から7年となる中で「ふくしまから伝えたいこと、知らなければいけないこと。」をテーマに、参加者が被災地再生と本県の未来について考えた。広野町の共催。

 早大は2012(平成24)年度から町内で研究活動を続け、昨年5月に拠点を開設した。

 世代や立場を超え対話の場をつくろうと学会を企画。連携する東大と京大、国や県、町などの行政機関、地元のふたば未来学園高、地域づくり団体などから約60人が参加した。

 遠藤智町長は「未来創造のステージに入る。本音で語り合い、震災から10年の節目に向かって共に歩みたい」と述べた。センター長の松岡俊二早大教授は基調報告で「福島の復興に向け世界から寄せられる英知を生かして果敢に挑戦し、新たな価値を創造することが大切だ」と強調した。

 地域づくり団体や行政、高校、大学の代表らが多様な分野での交流促進や情報発信など課題解決に求められる取り組みを提案した。