花盛り!児童向け「プログラミング教室」 小学校で必修化へ

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アームロボットを操作する教室。協力して取り組むことで協調性などを養っている

 スマートフォンのアプリや自動車の自動運転など、電子機器の制御の根幹となる"プログラミング技術"。より高度化した情報社会の到来が予想される中、2020年度からプログラミング教育が小学校で必修化される。県内の進学塾やパソコン教室などでは小学生向けのプログラミング教室を相次いで開講。関係者は、プログラミング教育必修化を"商機"と捉え、受講生の取り込みを目指す。

 「そこで止まって荷物を拾って!」「あー、なんで曲がらないんだろう」。郡山市のベスト個別学院キッズプログラムのロボット教室「ロボ団」郡山校では、小学生がパソコンを使ってアームロボットを動かす実験が行われていた。実験ではロボットのアームで荷物を拾い、制限時間内にゴールを目指す。自由に組み立てられる教材を使いロボットを制作し、パソコンを使いプログラミングでタイヤの回転数などを調整する。パソコンは専用ソフトを使うため、画面上のアイコンを操作するだけだ。

 ポイントは授業の最後に行われる発表。児童らがその日の実験を振り返り、成功したことと課題をノートにまとめ、発表を行う。他者の意見を聞き入れる協調性をはじめ問題解決力、論理的思考力などを養う格好の舞台だ。同学院の講師常松史路さんは「さまざまな力を身に付けてもらい、社会で生き抜くすべを学んでほしい」と話す。

 プログラミング教育を巡っては同市で、ベスト個別学院のほか、パソコン教室のキュリオステーション郡山市役所前店などが教室を開講している。

 「ロボ団」郡山校は昨年10月に開講。ロボットを教材に科学や工学、数学プログラムを教えている。同店のインストラクター佐藤正信さんは「試行錯誤し主体的に学ぶことは、これからの時代に必要な力。世界で通用する子どもたちを育てていきたい」と意気込んでいる。