東北中央道効果...県境の交通量55%増 福島競馬場は来訪3.3倍

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 福島市と山形県米沢市を結び、昨年11月4日に開通した東北中央道福島大笹生―米沢北インターチェンジ(IC)間(35.6キロ、無料区間)と国道13号を合わせた1日当たりの平均交通量は、県境で約1万2400台に上った。開通前の前年同期と比べ約4400台(55%)増えた。国土交通省福島河川国道事務所が30日発表した。

 同事務所によると、同区間の開通後、山形方面から福島市への来訪者数が増え、JRA福島競馬場で約3.3倍、飯坂温泉で約2倍となった。米沢市の上杉城史苑では観光客数が1.4倍となるなど、福島、山形の両県で観光交流人口が拡大している。

 開通後の県境の交通量の内訳は、東北中央道の福島大笹生―米沢八幡原IC間が1万100台、国道13号が2300台。開通前の国道13号の交通量は1日当たり平均約8000台だった。

 開通区間の1日当たりの最も多かった交通量は開通翌日、昨年11月5日の約1万9200台、最も少なかったのは同11月20日の約4800台だった。開通により東北道と連結する福島ジャンクション(JCT)―福島大笹生IC間(1.4キロ、無料区間)や、米沢北ICが起点の「米沢南陽道路」(8.8キロ、有料区間)の交通量も増えた。