福島の日本酒『学生の知恵』で後押し 会津大有志が研究会設立

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日本酒を飲みながら交流を深める発起人代表の杉井さん(右から2人目)と新城会長(同3人目)

 日本酒造りや酒文化を研究しようと、会津大(会津若松市)の学生有志でつくる同大公認サークル「会津大日本酒研究会」が30日、設立された。本県の酒造りを同大の強みICT(情報通信技術)や学生の知恵で後押しする。

 同市で開かれた設立総会には部員ら約30人が出席。発起人代表で同大4年の杉井雄汰さんが「学生の間に学んだ知識を実践することが大事。日本酒を学生の力で広めていきたい」あいさつ、来賓で同大開学時から日本酒を学問として学ぶ学生団体の設立を呼び掛けていた、県酒造組合の新城猪之吉会長(末廣酒造社長)が「学生には若い人に日本酒を知ってもらうための大使として頑張ってほしい」と期待を込めた。

 松本健男会津若松酒造協同組合理事長(名倉山酒造社長)らもあいさつした。研究会の活動報告が行われ、部員や会津の蔵元の関係者らが自己紹介した。終了後は懇親会が開かれ、出席者が日本酒などを味わいながら意見交換した。

 同研究会は主な活動として、まずは販売促進に向けた市場調査や酒造りの勉強会を予定、将来的には「会津大発」の日本酒の開発、販売を目指す。酒造りに欠かせない温度管理や菌の管理のデータ化などへのICTの活用も検討している。