「甘くないバレンタイン」 せんべいや酒人気、インスタ映えも意識

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「甘くないバレンタイン」商品で人気のハート形せんべい=福島市・中合福島店

 バレンタイン商戦が本格化している。福島県内の百貨店では、「本命」向けや自分へのご褒美として海外のショコラティエ(チョコ職人)が手掛けるチョコレートなど2千円以上の商品が売り上げを伸ばし、会員制交流サイト(SNS)の写真映えを意識した商品も売れている。せんべいや酒など「甘くないバレンタイン」もシニア層を中心に人気。各店はピークを10日からの3連休と見込んでいる。

 福島市の中合福島店では、今年初めて取り扱う「ベルナシオン」などフランス直輸入のチョコレートが人気を集める。一方、シニア層や甘いものが苦手な人向けに仕入れた、ハート形のせんべいやつくだ煮、中合と「奥の松」がコラボレーションした升付き吟醸酒もひそかな売れ筋だ。同店の食品担当者は「年々、チョコレート以外の商品が多様化している。今のところ売れ行きは順調だ」と話した。

 世界中からえりすぐったブランドのチョコレートなど約480種類をそろえる「マルシェ・ド・ショコラ」を開設中の郡山市のうすい百貨店では、初登場の「パスカルカフェ」や「ショコラ ベル アメール」が人気を集めている。2千~3千円が売れ筋で、「ご褒美チョコ」や親しい友人へ贈る「友チョコ」の人気が高く、特にハート形のチョコが好評だ。地球をモチーフにしたチョコレートも販売され、写真共有アプリ「インスタグラム」で見栄えが良い「インスタ映え」を狙った女性が購入するケースも多いという。