「古の響き・雅楽」美しい演奏と優雅な舞 福島でMFJ音楽祭

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美しい雅楽の音色を響かせた伶楽舎の演奏

 ミュージック・フロム・ジャパン(MFJ、三浦尚之理事長)の音楽祭「古の響き・雅楽」が3日、福島市音楽堂で開かれた。国内外で活躍する雅楽グループの美しい演奏と優雅な舞が来場者を魅了した。MFJと「音楽による福島まち造り」実行委の主催、福島民友新聞社などの協力。

 音楽祭は、日本で最も古い舞台芸術「雅楽」をテーマに開かれた。出演は雅楽演奏で世界的に知られ、元宮内庁楽師の芝(しば)祐靖(すけやす)さんが音楽監督を務める「伶楽舎(れいがくしゃ)」。2部構成で、第1部は「双調音取(そうぢょうのねとり)」や「酒胡子(しゅこうし)」などの雅楽古典曲と舞楽の「賀殿急(かてんのきゅう)」、第2部では宮中の宴(うたげ)を再現した組曲「露台乱舞(ろだいらんぶ)」(復曲・構成は芝さん)を演奏し、4人舞や1人舞などの優雅な舞も披露した。

 演奏に先立ち、伶楽舎メンバーで笙(しょう)演奏家の宮田まゆみさんによる基調講演も行われた。

 宮田さんは「雅楽から広がる楽しい世界」と題して語り、雅楽との出合いを「自分の求めている音楽があった」と振り返りながら、雅楽特有の音階や調べについて解説。「雅楽は日本の歴史や古典文学にも密接につながっている。その奥深さを楽しんでほしい」と述べた。