「子ども食堂」必要性訴え 福島で講演、現状や取り組みを解説

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
子どもの居場所づくりについて語る江川理事長

 会津地方で子ども食堂やフリースクールを運営するNPO法人寺子屋方丈舎(会津若松市)の江川和弥理事長は3日、福島市で講演し、貧困により学校に行くことができない子どもたちが支え合い、交流する場となる子ども食堂の必要性を訴えた。

 社会問題となっている「子どもの貧困」をテーマにした「第45回県教職員組合福島支部女性部母と女性教職員の会」で講演した。

 江川氏は県内の不登校の児童数に触れ、同NPOが会津若松市で運営する子ども食堂を訪れる子どもたちの現状などを説明した。「貧困の家庭に限らず、父子世帯など仕事が忙しくて子どもの面倒を見られない家庭の利用がある」と述べた上で「(食堂を訪れる)子どもたちは自分の人生をどうにかしたいと思っている」とし、子どもの貧困を防ぐ取り組みの大切さを強調した。同会では、酒井亜希子県教組福島支部女性部長らがあいさつ、子どもたちの健康を守る長期的な対策を求める集会アピールを採択した。