福島市を対象に高校進学支援へ「奨学金」 ふくしま未来研究会

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木幡市長に設立趣意書を手渡す佐藤代表理事(左)

 一般財団法人ふくしま未来研究会(福島市)は、将来的な市の発展に携わる人材育成を目的に、福島市の公立中学校の生徒を対象にした給付型奨学金制度「ふくしま未来研究会清水奨学金」を創設した。経済的理由から学業に専念できない世帯を支援する狙いもあり、佐藤勝三代表理事が5日、福島市役所を訪れ、木幡浩市長に奨学金制度設立を報告した。

 奨学金は一律10万円で、今春中学校を卒業し、高校進学を予定する200人を募集する。〈1〉申請日に生活保護を受給または就学援助制度を受けている家庭の生徒〈2〉市町村民税所得割額が0円の家庭の生徒―のいずれかに該当し、さらに学習成績の評定が全教科平均3.0程度以上で、学校長の推薦を受けることが条件となる。

 奨学金の名称の「清水」は、奨学金が人々の渇きを潤すような清水となり、若者が学業を修め、それぞれの舞台で活躍できるようにとの願いを込めたという。佐藤代表理事は「来年以降も継続して県内一円に対象を広げたい」と語り、木幡市長は「制度を踏まえ、子どもに関する政策全体の充実を図っていきたい」とした。

 希望者は、学校を通じて市教委に必要な書類を提出する。募集は22日までで奨学金の交付予定は3月9日。ほかの奨学金との併願も可能。