いわき市産米で非常食 「フリーズドライご飯」3者が共同開発

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完成した商品を手にする(左から)永谷社長、清水市長、大和田本部長

 いわき市、永谷園の製造子会社サンフレックス永谷園(いわき市)、JA福島さくら(郡山市)の3者が防災非常食として共同開発を進めてきた、いわき市産コシヒカリ「いわきライキ」を使ったフリーズドライご飯が完成した。市が5千食分を備蓄するほか、市内のJA直売所4カ所で9日発売される。市などが6日、記者会見で発表した。

 開発したのは「トマトピラフ味」。同JAがいわきライキと同市特産のトマトを提供し、同社のフリーズドライ技術で製造。商品の袋にお湯を注ぐと3分、水を注ぐと5分でご飯茶わん大盛り1杯分が出来上がる。そのままでも食べられるという。

 原発事故による風評が続く中、3者は昨年6月、同市産農産物を使用した6次産業化商品の開発などを目的に協定を締結し、年度内の製造を目指してきた。会見には清水敏男市長、永谷喜一郎サンフレックス永谷園社長、大和田正幸同JAいわき地区本部長が出席。永谷社長は「いわきの農産物の消費拡大、地域産業振興の一歩になってほしい」と述べた。

 商品パッケージは、使用しているいわきライキと同様のデザインとした。販売先は同JA新鮮やさい館谷川瀬、好間、平窪の各店とファーマーズマーケットいがっぺ。問い合わせは市農業振興課へ。