いわき産「わら焼きしめさば」販売 イオン400店舗で復興へ発信

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販売を開始した小名浜港で水揚げしたサバを加工した「わら焼きしめさば」

 流通大手イオンの子会社でスーパー部門を担うイオンリテール(千葉市)は7日、県内6店舗を含む本州、四国のイオン、イオンスタイル全400店舗で、いわき市小名浜港で水揚げされ、小名浜の工場で加工された「わら焼きしめさば」の販売を開始した。本県漁業の復興に向けて、安全でおいしい小名浜の旬のサバを全国に発信する。

 サバは、近海青物専門の巻き網漁業を行ういわき小名浜船籍の共徳丸船団が昨年11月から今年1月にかけて漁獲したもの。同団は東日本大震災で津波被害を受けながらも操業を続け、新鮮な魚を供給してきた。昨年には、本船を震災前より大きく機能を拡充した新船にし、鮮度の高い魚を多くの港に届けることが可能になった。小名浜港で水揚げされたサバは高知県から小名浜に工場を移設したオーシャン物産で仕上げた。

 「わら焼きしめさば」は高い火力で一気に焼き上げることで、一層サバの風味を引き立てた逸品。価格は1パック257円(税込み)。同社によると、年間で100トンの販売を予定している。初日、多くの買い物客が訪れ、試食して買い求めていた。