八木沢トンネル3月18日開通 県道原町川俣線、復興加速へ期待

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 南相馬市原町区と飯舘村八木沢を結ぶ県道原町川俣線の八木沢トンネル(延長約2345メートル)が3月18日(日曜日)に開通、延長2800メートルのバイパスが通行可能になる。福島県が7日発表した。開通時刻や開通式典などの詳細は今後決める。

 浜通りと中通りを結ぶ「ふくしま復興再生道路」の中でも最重点の道路に位置付けられる原町川俣線の整備は2011(平成23)年度に始まり、早期完了を目指し整備が進められてきた。トンネルは16年3月に貫通。工事が順調に進み、当初18年秋だった開通予定は同7月と早まり、さらに4カ月前倒しとなった。

 両市村にまたがる八木沢峠の交通量は東日本大震災後、震災前の2倍近くに増加。県は総事業費約80億円を投じて急カーブや急勾配が続く難所をトンネル化した。開通により、安全な通行の確保や東京電力福島第1原発事故に伴う避難者の帰還促進、産業集積など復興の加速化が期待される。