復興応援に感謝の熱演 いわきの中学生、都内で演劇披露

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復興支援への感謝の気持ちを込め熱演する生徒

 いわき市・中央台北中の男子生徒が8日までに、復興への応援を続けてくれた人への感謝の気持ちを込めた演劇を東京都内の明星大で披露した。

 都内の高校生が被災地の学校や仮設住宅に万羽鶴を贈る「TSUNAGARUプロジェクト」で万羽鶴の最初の送り先が同校だったことから企画。多くの人が詰め掛け、熱演に大きな拍手を送った。

 タイトルは「オペラ座の怪人とフラボーイ」。同市を拠点に活動している劇団スターキャストの天美幸さん(56)が作・演出を手掛け、震災で心に傷を負った主人公の少年がさまざまな人との出会いを通して成長していく物語を、喜劇やミュージカルなどの要素を加えて表現した。

 同校の野球部やバスケットボール部、吹奏楽部などから公募で集まった1、2年生13人が、昨年12月から部活動と掛け持ちで稽古に励んできた。公演には同プロジェクトに参加する高校生や教員、関係者ら約150人が訪れた。

 主人公を務めた滝沢勝希さん(2年)は「喜んでもらえるように感謝の気持ちを込めて演じた」と話し、吉田信治校長は「復興を担っていく生徒が自主的に参加してくれたことに意義がある。生徒の新たな可能性につながってくれたら」と期待を込めた。

 同校は11日午後2時45分から、いわき市のいわき明星大でも公演する予定。入場無料。

 問い合わせは同校(電話0246・29・1315)へ。