会津若松・山内さんが最高賞 テーブルウェア・フェスティバル

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「欅樹皮足付盛皿 四季草花」

 12日まで東京の東京ドームで開催中の日本最大の工芸品展示イベント「テーブルウェア・フェスティバル2018」で、福島県会津若松市の「御蒔絵やまうち」の山内泰次さん(62)の作品「欅樹皮足付盛皿 四季草花」がテーブルウェア・オリジナルデザイン部門の最高賞に当たる大賞に選ばれた。

 同部門には全国の575人が漆器や陶磁器、ガラス器、金属食器など824点を応募した。山内さんの作品は、欅材の樹皮を剥ぎ取り、漆を何層にも塗り重ね、底部に足を付けて器としての安定を持たせた。野山に咲く四季折々の草花を絶妙な筆遣いで全面に描き、豊かな自然に対する愛情を表現している。

 山内さんは「後進の手本になるように取り組む」とさらなる活躍を誓った。

 特別審査部門「麺を愉しむ器コンテスト」(応募数367点)では、会津若松市の三浦木工所の三浦圭一さん(64)の作品「栓挽目大椀」が奨励賞を受けた。木地に漆を塗り重ねた大ぶりな器で、形状とロクロ目、塗りの色味にこだわった。同市の大竹漆器店の大竹勉さん(65)も入選した。

 会津漆器協同組合(高瀬淳理事長)として毎年出展しており、会津漆器を使ったテーブルコーディネートの展示などを行っている。