会津三十三観音めぐり理解深める 日本遺産認定、会津若松でシンポ

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史跡慧日寺跡を見学する参加者

 日本遺産に認定された「会津の三十三観音めぐり」に理解を深めるシンポジウムが11日までに、会津若松市の会津稽古堂で開かれ、来場者約200人が会津の仏教文化の魅力を再発見し、地域への愛着を深めた。会津17市町村などでつくる「極上の会津プロジェクト協議会」の主催。

 クラブツーリズム・テーマ旅行部顧問の黒田尚嗣氏が「日本遺産『会津の三十三観音めぐり』の魅力と観光の発展」を演題に基調講演した。

 討論では、会津三十三観音めぐり案内人養成講座専任講師の石田仁氏、会津美里町の法用寺の高宮明美住職、加藤隆雄同市観光課長らが登壇し、本田勝之助氏(日本遺産プロデューサー)が進行役を務めた。

 「日本遺産で会津地域を盛り上げよう」がテーマ。登壇者からは「ご詠歌の文化を振興して信仰心を高めることが必要」「三十三観音めぐりで新たな会津の魅力発見につながる」「文化を若い人にも伝えていこう」などの意見があった。

 同日、シンポジウム参加者を対象にしたモニターツアーも実施。慧日寺(磐梯町)、新宮熊野神社・長床(喜多方市)、大内宿(下郷町)など日本遺産を構成する文化財を40人が巡った。

 日本遺産認定から3年目の2018年度は「海外での情報発信」をテーマに、台湾をターゲットにした海外プロモーションを展開する。

 アドバイザー認定講習会の開催、首都圏PRイベント、案内板・誘導板の設置なども予定している。