戊辰降伏、容保の思い語る 松平家14代当主・保久さん講演

  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 会津若松市で12日行われた「戊辰150周年記念 司馬遼太郎顕彰事業 菜の花忌『献花祭り』」では、松平家14代当主の松平保久(もりひさ)さんが「鶴ケ城開城と容保公」と題して講演、松平容保に秘められた会津藩への思い、生き様を語った。

 松平さんは戊辰戦争における鶴ケ城での籠城戦の末、容保が携えた降伏文書の一部を朗読し、「文書の内容は容保公の考えとは180度違う内容が書かれており、相手に差し出す容保公の悔しさは大変なものだったに違いない」と語った。

 さらに、容保が鶴ケ城で降伏し、東京などでの謹慎後、日光東照宮(栃木県)の宮司を務め、幕府に代わり日光東照宮の維持管理を行う「保晃会(ほこうかい)」の初代会長にも就いたことを紹介、「容保公は徳川家康を奉り、守っていく使命感を持っていたはずだ」と述べた。