Jヴィレッジ・7月28日再開を正式発表 ピッチ一部や新宿泊棟

  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 サッカートレーニング施設として整備が進むJヴィレッジ(楢葉、広野町)の一部施設が7月28日に再開される。運営会社のJヴィレッジが13日に正式発表した。2020年東京五輪日本代表の事前合宿などサッカー関連の大会誘致に加え、ラグビーなどの他競技やドローンレース、コンサートでの利用も視野に再開後の施設利用を進めていく。

 天然芝を張り替えたピッチの一部や新宿泊棟、センター棟などを先行して再開する。宿泊客室として、従来の2倍近くに上る200室を確保。約300人が利用できるコンベンションホールも設ける。4月1日に予約を開始する予定。

 県は施設を一部再開後、全天候型練習場やスタジアムなどの整備を進め、来年4月の全面再開を目指す。併せて、震災前には年間約50万人が訪れていたJヴィレッジの利用促進策を強化。施設の全面再開に合わせてJR常磐線広野―木戸(楢葉町)間に新駅が設置される構想も見据え、サッカー競技やスポーツ以外での利用も検討していく。

 上田栄治副社長、小野俊介専務が県庁で記者会見し、再開日を発表した。上田副社長は「震災から7年4カ月余りの時を経てJヴィレッジが再始動する。スポーツの力で再び多くの人々が集い、交流する拠点となり、Jヴィレッジが福島復興のシンボルとなるよう尽力していきたい」と述べた。また、内堀雅雄知事は定例記者会見で「全天候型練習場や新宿泊棟など新たな魅力を備えた施設であり、スポーツの振興はもとより地域の中核的な施設として交流人口拡大や風評払拭(ふっしょく)にも大きく貢献してくれる」と期待を示した。