県内景気「回復足踏み」 日銀金融経済概況、2カ月ぶり引き下げ

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 日銀福島支店が13日発表した福島県金融経済概況によると、県内景気は「回復に向けた動きが足踏み状態にある」とし、2カ月ぶりに判断を引き下げた。

 復興需要などで公共投資は引き続き高水準にはあるもののピークアウトによる減少が続いており、景気回復の動きが弱まっていると判断した。

 住宅投資も高水準にあるが、新設住宅着工戸数が前年を下回るなど減少した。個人消費の持ち直しの動きにも鈍化がみられるという。

 同日会見した菅野浩之支店長は「景気が悪化しているわけではなく、回復が弱い状況が続く『踊り場』の状況にある」と判断を引き下げた理由を説明した 。

 今後については「中小製造業の受注増加などの明るい材料も出てきている。今後こうした動きがどこまで広がるか、そして消費の拡大につながるかを注視していく必要がある」と語った。

 また、米国の株価急落の県内経済への影響については「現時点では明確なマイナス要因になるとは考えていない」としている。