東亜電気が会津若松に工場 19年4月操業予定、自動車部品製造

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徳久工業団地に新設される工場の完成予想図

 電気・電子材料商社の東亜電気工業(東京都)は、福島県会津若松市の徳久工業団地に自動車搭載用の電子部品を製造する工場を新設する。2019年4月の操業開始予定で、当初は50人の新規雇用を計画しており、将来的に200人に拡大する。同社と市が16日、立地協定を締結した。

 取得用地は約1.1ヘクタールで、同社は約18.7億円を投じて鉄骨2階建ての工場を建設する。4月着工、来年1月の完成予定だ。操業するのは子会社の東亜テクニカル(東京都)で、操業5年後の年間生産高として50億円を見込んでいる。

 東亜テクニカルは南会津町や埼玉県、大阪府に工場を有するが、会津若松市の工場が主工場となる。

 会津若松市の工場では衝突防止ブレーキ機能に関連したフィルム式の曇り止めヒーターを製造する。ヒーターは運転席カメラ視野の曇りや凍結を防止し、衝突防止ブレーキシステムの正確な動作を補助する。同市に立地することで、取引先との輸送コストの削減や製品の安定供給を図ることができるとしている。

 締結式で、室井照平市長は「雇用創出によって地域活力の向上が図られる」と述べ、重田明生社長は「工場の操業を機に、地域の雇用創出に貢献して会津とともに発展し、福島の復興に寄与していきたい」と話した。

 東亜電気工業は1947(昭和22)年設立。2月末の第75期の年商は国内の子会社や海外現地法人を合わせて870億円。郡山市で関係会社の新亜精密が操業している。