穀類、海産物3年連続「基準値超えゼロ」 福島県産農林水産物

  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 県が2017(平成29)年度に実施した県産農林水産物の放射性物質検査で、519品目のうち川魚や野生の山菜、十分な栽培管理がされていないクリを除いた515品目が食品の基準値(1キロ当たり一般食品100ベクレル、牛乳50ベクレル)を下回った。基準値超えゼロは、穀類と海産物が3年連続、内水面養殖の水産物が5年連続、原乳が6年連続、肉類と蜂蜜が7年連続となる。野菜・果実は十分な栽培管理がされていないクリ1点を除けば5年連続。

 県によると、検査した1万9545件のうち、栽培管理がされている品目で基準値を超えたのは阿武隈水系のヤマメ、イワナ各4点と鮫川村のモミジガサ1点で、いずれも国の出荷制限が続いている。農林水産省が3月に発表した流通実態調査によると、アンケートで県産農産物に対して「安全性に不安がある」と回答した消費者は各品目で15.1%~18.3%。県(環境保全農業課)は「検査で安全性は担保されており、粘り強く情報を発信する」としている。