伊達・保原で銀行強盗未遂 「強盗だ!金出せ」案内係脅し男逃走

  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 12日午前9時50分ごろ、伊達市保原町の東邦銀行保原支店から「強盗が入った」と110番通報があった。男1人が行員を脅して金銭を要求したが、何も取らずに逃走。店内の客や行員にけがはなかった。伊達署は強盗未遂事件として逃げた男の行方を追っている。

 同署などによると、男1人が入り口付近にいた案内係の女性に黒い拳銃のようなものを向けてバッグを差し出し「強盗だ。金を出せ」などと脅した。女性が「ちょっと待っていてください」と言ってカウンターに向かうと、何も取らずに店舗西側の路地に走って逃げた。入店してから2、3分ほどで、拳銃のようなものはおもちゃに見えたという。

 男は20代ぐらいで、身長は160~170センチの中肉。顔にマスクを着け、黒色のジャンパーとベージュ色のズボンを着用、白色のスニーカーを履いていた。捜査関係者によると、男の髪は金髪か明るめの茶髪だったが、かつらにも見え、サングラスを持っていたとの情報もある。

 現場は同市保原町の中心市街地で飲食店や商店が多くある。

 県教委は県内全域の市町村教委を通じて各学校に情報を伝達。県教委によると、伊達、桑折、国見の3市町などで、保護者らの付き添いや、集団下校させるなどの対応を取った。

 現場近くの会社に勤める30代女性は「学校が近くにあるので、子どもたちが心配だ」と表情を曇らせた。付近に住む40代女性は「警察官から白い軽自動車がスピードを出して通らなかったかと聞かれた」と話した。