「アサリ」400キロ初水揚げ 相馬・松川浦、3年目の試験操業

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3年目の試験操業で水揚げされた松川浦のアサリ=12日午前、相馬市岩子

 相馬市松川浦で12日、相馬双葉漁協によるアサリの試験操業が始まった。試験操業は3年目で、8月まで週1回程度出漁、1回当たり300~600キロを上限に漁をする。

 快晴の中、漁師25人が午前8時ごろ、同市岩子の船着き場から16隻で出漁。「マンガ」と呼ばれる熊手のような道具で海底をかき、約400キロを水揚げした。同漁協理事で松川浦地区代表の菊地寛さん(72)は「昨年より大きく育っていて期待している。粒が大きく甘みがある松川浦のアサリの良さを伝えていきたい」と話した。放射性物質検査の結果、検出限界値(1キロ当たり12.5ベクレル)未満だった。アサリは直売所に並ぶなど地元を中心に流通した。

 アサリの生息地は震災の津波などによる影響を受けたが、アサリの数は徐々に回復しているという。そのため同漁協は今季、松川地区などで漁の上限を拡大する方針だ。