「神明通りアーケード」3年ぶり復活 会津若松にぎわい創出期待

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完成を祝いテープカットする関係者

 会津若松市のメインストリート神明通りのアーケードが3年ぶりに復活し、15日、現地で完成を記念したセレモニーとイベントが行われた。関係者が中心市街地活性化への期待を膨らませた。

 地元の神明通り商店街振興組合によると、「初代」のアーケードは1964(昭和39)年に建てられ、当時、東北では2番目に早い設置だったという。77年に「2代目」に替わり、観光客や修学旅行生も往来する商店街の「顔」として利用されてきたが、老朽化に伴い危険性が高まったため2015年秋に撤去された。

 アーケードがなくなり「開放的でいい」との市民の声もあったが、雪が多い地域だけに除雪の苦労が絶えず、夏の直射日光も快適な買い物の支障になるとして復活が決まった。国の補助対象から外れ、一時は計画が宙に浮いたが、約5億円の工事費のうち、県と市が約3分の1ずつを補助し、昨年9月に着工した。

 アーケードは片側340メートルで会津木綿をイメージしたデザイン。発光パターンを変えられる発光ダイオード(LED)照明で明るさが以前より増した。

 セレモニーで同振興組合の馬場俊光理事長は「にぎわいにつながるソフト事業を計画し、新規出店による空き店舗の解消や集客力のある大型店の誘致にもつなげたい」と語った。畠利行副知事、室井照平市長らが祝辞を述べ、関係者がテープカットとくす玉割りを行った。