放火疑いで県職員逮捕 相馬・連続不審火、4件の関与認める

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 相馬署は18日午前1時45分ごろ、市内の山林で下草に火を付けたとして、建造物等以外放火の疑いで、同市、県職員の容疑者(54)を逮捕した。同市柏崎などの現場周辺では10日から17日までに下草や雑木林を焼く不審火が相次いでおり、同署は容疑者とこれら火災との関連を調べている。

 逮捕容疑は17日午前9時50分ごろ、相馬市柏崎の山林で、下草にライターで火を付け、下草や立ち木、隣接する倉庫を焼いた疑い。捜査関係者によると、容疑者は「体が不自由なことで仕事が思うようにできず、むしゃくしゃしていた」と供述しており、17日に発生した4件の不審火への関与を認めているという。

 周辺ではほかに、10日から12日の3日間で下草などを焼く7件の火災が発生しており、同署が関連を調べている。

 17日夕、火災発生直後に周辺に不審な男がいるのを住民が発見し、同署が事情を聴いていた。当初は「たばこを吸うためにライターを持っていた」と否認していたが、たばこを持っておらず「火を付けるために持っていた」と容疑を認めたという。不審火は容疑者宅から100メートルほどの地点でも起きていた。

 県によると、容疑者は不審火があった4日間は、体調不良を理由にいずれも欠勤していた。

 2013(平成25)年に脳梗塞を患い、14年に復帰したが右手に後遺症があり、身体障害者の認定を受けていた。今年2月以降は体調を崩し、休みがちだったという。