新型特急「リバティ会津」運行開始1年 乗客増加、誘客に効果

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浅草から会津田島駅に到着したリバティ会津=20日午後0時25分ごろ

 東京都の浅草駅と南会津町の会津鉄道会津田島駅間(延長約190キロ)を乗り換えなしで結ぶ東武鉄道の新型特急「リバティ会津」は21日、運行開始から丸1年を迎える。

 東武鉄道によると、会津田島、芦ノ牧温泉、喜多方各駅など会津エリアがフリー区間となり回遊が楽しめる企画乗車券「ゆったり会津東武フリーパス」の2017(平成29)年度の販売が前年度比17%増になるなど、首都圏からの誘客に「リバティ効果」が出ている。

 また、リバティ会津からの乗り換えに便利なリレー号を4往復運行している会津鉄道(会津若松市)によると、リバティ効果で乗客が運行開始前に比べ約11.4%増え、予想の10%増を上回った。

 会津鉄道は、リバティ効果の検証手段として野岩鉄道との境界に位置する会津高原尾瀬口駅の通過乗客数をカウント。16年度は約11万4000人だったが、17年度は約12万7000人と約1万3000人上回った。

 会津鉄道によると、4日間有効の企画乗車券「浅草往復列車たびきっぷ」の17年度販売は前年度に比べ約22%増。会津から浅草に行く乗客も増えたと見込まれ、同社総務企画部は「リバティ会津の運行開始で一定の効果が出ている」と分析している。